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2009年4月

2009年4月24日 (金)

バカンス☆

こんにちは、カム同人の中井です。

突然ですが、明後日から台湾にバカンスに行ってきます~☆

バカンスって概念が日本にあるのか?ってツッコまれそうですが、とにかく当分帰ってきません。

もっと早くからブログの準備をしておくべきでしたがドタバタしているうちに出発の前々日になって今慌てているところです。直前になって焦るのは何ごとにおいてもいつものことなのですが……。

台湾に行ったら毎回立ち寄る場所に「誠品書店」があります。

支店は台湾全土に数十件あるのですが、台北101(この前まで世界一高いビルだった)の近くにある「台北信義店」がお気に入りです。
とても広く美しい書店で、カフェやブランドショップも併設されていて、一部24時間営業。
日本の某ジュン●堂のように椅子も置いてあるのですが、フローリングの床にみんなが座り読み(三角座りしたり、少し段差があるところに腰掛けたり)しているのが特徴です。
ほんと、台湾の人たちもそれは熱心に立ち読み?しています。

ただただ居心地が良いし、雰囲気もお洒落で素敵な本屋さんなので、足が自然と向かっていたのですが、どうやらアジア一の広さを誇る世界最高レベルの本屋さんらしい!と最近知りました。

また次回のブログで写真や詳細など報告できれば~。

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2009年4月19日 (日)

散る。

カム同人の大西です。

暑いです。ベランダに放置していた鉢植えから謎の芽がでています。桜もすっかり散ってしまいました。毎年この時期になると言い知れぬ焦りを感じます。桜が散るまでになにかをしようと思うんですが、結局なにもできず。

先週の話になりますが、カムの例会がありました。5号に掲載する予定の作品を合評し、終わったあとみんなで桜を見に近くの公園へ。日曜日ということもあって、さすがに公園は花見客で大賑わい。そこらに座ってビールの一杯でも飲みたいところですが、いかんせん外には大敵が。

花粉です。

以前から鼻がむずむずするとか目がしょぼしょぼするとか症状はあったものの、本にまみれた仕事をしていたのでその埃で鼻炎になっただけだとか、家にいる猫とうさぎの毛が生えかわる季節だからだとか、いろいろと自分で言い訳をしていました。

けれどもう今年は認めざるを得ない。ついに、花粉症デビュー。

話にはうんざりするぐらいよく聞いていたけれど、花粉症がこんなにも辛いものだとは。

目と鼻の洗浄液が手放せません。

ボトルが2つ洗面台に並んでいるものだから、目の洗浄液で鼻うがいをしてしまってえらいことになったり。まだデビューしたてなもので慣れません。

これと一生付き合っていかなければいけないと思うと、気が遠くなりますね。

そんなことよりもまあ、5号に向けて着々と準備は進んでいるわけです。

私も書き進めていますが、書くときは勢いだけでなにも考えず書いてしまうものの、できあがったあとに手直しする作業に時間がかかる。原型がなくなるほどいじくりまわす。それなら最初からそう書けばいいのにできない。

これって性格的なものですかね。とにかく早く完成させたくなる。そこを抑えて書ければ、もっと練ったものができるのかも、と自分では思っているんですけど。

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2009年4月11日 (土)

桜花に酔う

「カム」同人の田中です。

桜のお花見日和が続いています。近所の夙川公園は日本の桜百選にも入る名所のひとつです。


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満開の桜を見上げると青空とのコントラストがキレイです。

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うぐいすでしょうか。鳥が桜の枝に止まっていました。

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薄紅の花びらで、川面がうっすら色づいています。






天候にも恵まれ、比較的長く花見が楽しめ、嬉しい限りです。
今年もJ-POPで桜の歌が何曲もリリースされましたが、梅の歌は聞いたことがないような気がします。
昔から短歌でも桜はよく詠まれていましたね。

世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし

「古今和歌集」(915年頃成立)にある在原業平の歌。

もしこの世の中に、全く桜がなかったならば、さぞかしのどかな心で春を過ごせたであろうに。桜があるからこそ、「いつ咲くか、いつ散るか」と桜のことが気になって仕方がない。気をもませる桜というものがなかったならば……という心情を詠んだものです。

桜を見上げて物思いにふけるのも、またオツでしょうか。私はビールが欲しくなりますが……。

 

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2009年4月 4日 (土)

文学散歩~山の辺の道~

「カム」同人の芦原です。文芸ブログなので、それっぽく文学散歩などしてみました。奈良県S市には、著名人の筆によるたくさんの歌碑があります。今回は、山の辺の道コースの一部をご紹介します。

Photo_8 日本最古の神社として有名な大神神社から、山の辺の道を金屋方面に進むと、山道にひっそりと、小林秀雄による「山邊道」という碑があります。 これは、「毛筆は絶対執らない」と言う小林氏を、S市観光課長が口説き落として書いてもらったそうです。こんなに知的で凛とした文字なのに、なぜ毛筆で書きたくなかったのでしょう?

そのすぐ近く、磯城瑞籬宮跡・県主神社境内にある歌碑は、山口誓子によるもの。

Photo_9

磯城島の日本(やまと)の国に人二人ありとし思はば何か嘆かむ

(万葉集 巻13 3249

(日本の国に、私の想い人が二人いると考えるなら嘆くこともないけれど、愛しい人はたった一人ですから、悩みも多いことです)

かつての国の中心地に、この歌碑が建っているのも、おもしろいですね。日本の中心で、愛を叫ぶ!?

 

足を延ばして、日本最古の市と言われる海石榴市(つばいち)跡へ。村道沿いの民家に混じって、今東光による歌碑を発見。

 

Photo_10 紫は灰指すものぞ海石榴市の八十(やそ)のちまたに逢へる子や誰

(万葉集巻12 3101

(美しい紫色を出すにはツバキの灰のあくを使うが、そのツバキの名をもつ海石榴市で出逢った貴女は、何という名前ですか。貴女とお付き合いしたい)

 

これは、歌垣(今でいう合コン?)の歌です。当時の女性は、夫と決めた男性にしか名を明かさないものだったので、名を聞く=求婚なわけです。天台宗僧侶にして、型破りな小説家でもある今氏がこの歌を選ばれたというのが、さもありなんという感じです。(氏の『毒舌・身上相談』は、まさに痛快! お薦めです)

 

 

少し違う場所になりますが、S市の芝公園には、川端康成の筆による歌碑があります。

Photo_11

 

三輪山をしかも隠すか雲だにもこころあらなむ隠さふべしや 

(万葉集巻1 18 額田王)

 

氏に碑面を書いてもらう約束をしていたのに、果たされないまま亡くなられたので、楽焼に染書きした壷の文字を原形として歌碑を刻んだそうです。美しい三輪山をバックに、歌碑はS市市民に愛されています。

 

春が来て暖かくなったことですし、時には身の周りのブンガクを訪ね歩くのも、楽しいのではないのでしょうか。

注意:短歌の現代語訳は、芦原の独断と偏見による意訳です

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