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2009年7月

2009年7月26日 (日)

感動したライトノベル

うえのそら初です。

読んで感動した本のことを書かせていただきます

まずは、アサウラ『ベン・トー』

 スーパーにて、お弁当が半額になる時間、その半額の弁当を取り合うため学生たちが火花を散らす、そんな話。

 荒唐無稽でばかばかしい、いわゆるヲタク向けの設定ですが、ある意味で、スポーツもの、青春ものの基本をきっちり抑えている。

 なぜ、彼らはそれをするのか? なぜ、彼らはそれをしたがるのか? しんどいのに、つらいのに。なぜ?

 問題は『それ』が何かではなく、『それ』に対する彼らの態度。

 まあ、多くの小説で書かれていることではあります。悪く言えば、ありきたり。浪花節的。

 ありきたりのことに、大真面目に取り組む……私はそんな小説がどうも好きなようです。

 でも、ありきたりってそもそもどういう意味? とか、考え始めるとわからなくなってきたり、でも、考え続けることに意味がありそうな。

 というわけで、考え続けていきたいと思います。うえのそら初でした。

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2009年7月21日 (火)

純文学とエンターテイメント

こんばんは。同人の後藤です。

ビジネスパーソンであるところの僕は、日経ビジネスオンラインなどを
会社ではチラチラ読んでいるのですが、そこで、千野帽子氏が
純文学と、エンターテイメントの違いについて、面白いことを書いていました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090413/191693/

会員登録が必要なサイトなので、ちょっとあれですが、
要は、エンタメは、感動や、ハラハラや、読者が面白いだろうと思うツボを想定し、
それに向けて、読者を困らせないように書かれている。
逆に、純文学には、そういったルールがなく、どう面白いか、といった
面白さを、読者が自分で探さなければならない、といったことが書かれてます。
もちろん、どっちがいいとか、すごい、とかの話ではなくてね。

純文学と、エンターテイメントの違いや、どちらの作品を目指す、などは、
カムの同人の中でも時々話題になることですが、
個人的には、あまり違いがわかりませんでした。(ずっと!)
千野氏のお話も、100%そうだ!と思えるものではないですが、
この切り分け方、面白さのルール、という話は、結構考えるところがありました。

純文学、エンタメの話がなくても、
そういえば、読書をしていて、一番面白く、興奮するのは、
新しい面白さの枠組みに出会えるときですね!
新しいトリックや、新しい泣きどころじゃなくて、
新しい、面白さのガイドを持った作品。
それが、どう考えても一番面白い。
とはいえもちろん、新しいフレームらしきものはあるものの、
歪すぎて僕には(少なくともその時には)さっぱりわからなかったり、
つまらなかったりする作品にもよく出会い、
そんな読書は、少なくともその時は、完全に”ゼロ”、で、
次はちょっと安心できる作品でも読もうか、と思うのですが。
その時の作品と僕の相性や食い合わせが、今は悪いんでしょうね。
また、面白くなる時期も、来るのかもしれません。

さて、一番最近新しい構成を楽しめた作品は、
ニコルソン・ベイカーですかね。
岸本 佐知子さん、大好きです。

もうちょっと書きたいのですが、子供が泣き止まないのでこの辺で。
アラフィフ世代(五ヶ月くらい)には、
純文学とエンタメの違いは、まだどうでもいいようです。

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ハプニング

こんにちは、カム同人の中井です。

おととい、おじいちゃんが倒れてしまいました。齢88歳。
三連休初日の朝5時半に親戚の家から電話。
おじいちゃんが救急車で運ばれたとのことで、おばあちゃんが付き添ってはいるけれど、うろたえていて詳細はわからず、「まさか、まさか」と胸が痛くなるのをこらえて身内が集まる病院に駆けつけました。

結果、おじいちゃんは集中治療室に運ばれたものの、点滴を受けて回復。
本人は夜中から朝にかけて喉から胸が焼けるように痛く、息が詰まって死ぬかと思った、と。
最初はしょんぼりしていましたが、孫の私の顔を見るとどっと涙ぐみ、手を握り合ってお互い名前を呼び合うと、その15分後には、「わしは90歳まで生きるぞ!生きてみせる!子供の時からそう決めていた!」と言い放ち、気力が突然回復した模様。
翌日再度お見舞いに行くと「わしは100歳まで生きるっ!」と骨太長生き宣言。
生きる気力が甦って本当に良かったし嬉しいのですが、どうして救急車で運ばれる羽目になったかというと……。

どうやら前日、スチームサウナに入っているような蒸し暑い日中、風邪気味であったのにもかかわらず、自転車に10キロぐらいある布団干しを買ってくくりつけ、町内をうろうろしていたそうで……。

……そりゃ倒れるって!

どうして身内の誰かに頼まないのか?
なんで、買ったのなら荷物を家に送ってもらわないのか?
ずっと風邪を引いていたのに、なぜ治りきらないまま無茶をして炎天下に出るのか?
不思議なことは多々ありますが、たぶん、自分のこと88歳だって思ってないんだろうなぁ……。いやいや、性分か。

そういえば、以前もおじいちゃんとどこかへ出掛けた帰り、疲れて歩くのがしんどかった私は、駅からおじいちゃんちまでワンメーターちょっとだし、タクシーに乗って帰ろう、と提案したことがありました。
おじいちゃんの答えは、「足があるのに、なんで車に乗る?足がある限り歩く!」と。
「ひー、クソジジィめ!」と心の中でアッカンベーをしながら渋々お供したけれど、どこかで感心もしていました。

雨が降ったら、家からそう遠くない会社まで、いつもタクシーで行く私……。
甘い甘い私を、いつもおじいちゃんの言葉や行動が、戒めてくれます。
おじいちゃんに本当に100歳まで生きてもらって、私が学ばなければならないことはたくさんあります。
教えてもらうばかりではなく、たくさん、祖父母孝行もさせてもらいたいのです。

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