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2009年9月

2009年9月23日 (水)

「カム」5号完成!!

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カム同人の芦原です。

芸術の秋到来ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「カム」5号が、無事納品されました!

やはり、製本されたものを手に取ると、感慨もひとしおです。

表紙写真は、住田氏による「ベナレスの少年」。瞳の力強さと表情が印象的です。

 

今回の掲載小説は、以下の5作品。

 大西 智子    「不眠不休ランナー」

 あぶらみ     「勝手にしやがれ」

 伊村 恭子    「夫婦ごっこ」

 うえのそら初 「存在」

 築島 祥子    「青い光」

外部合評会は、111日(日)115より難波市民学習センターにて行います。駅近で便利なところですので、ぜひお越しくださいませ。

「カム」最新刊を読んでみようかな~という方は、メール等にてお知らせください!

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2009年9月19日 (土)

拝受御礼

Img024_2 現編集担当の芦原です、こんばんは。

 

「カム」同人にとって、大阪文学学校時代の恩師であり、現在も特別顧問的存在である平野チューターから、「てくる」6号をいただきました。

ありがとうございます!

 

小説・詩・エッセイ・短歌と、内容も多岐に渡っています。

外部合評会は118日だそうです。芦原も参加させていただきます。

 

「カム」5号も無事入稿を済ませ、間もなく完成予定です。

今回の執筆者は、大西智子、あぶらみ、伊村恭子、うえのそら初、築島祥子の5名。

外部合評会は111日(日)115より、難波市民学習センターで行う予定です。

初参加大歓迎です☆ 多数の方々のご参加を、首を麒麟にしてお待ちしております! 

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2009年9月14日 (月)

話し手と聞き手

「カム」同人 伊村です

いつも忘れてすみません。

前回の田中さんの話の続き。ただし、ぐっとしょうもない話。

20数年も前、我が子が皆小さかった頃。

土、日曜日の私の仕事の一つに、子どもたちの運動靴洗いがありました。

学校や保育所で使っている、上履き用のバレエシューズ、、外を駆け回る文字通り運動靴。

バケツの水の中に石鹸等を溶かし込んで、何足も漬け置いて、ふやかしてから、たわしでゴシゴシ洗うのです。汚れようは半端ではありません。結構力が要ったものです。

その日も洗っていたのですが、娘が履いていた、スヌーピーの絵の付いた運動靴を洗い忘れているのに気付きました。

玄関前の道路でしゃがみこんで靴洗いに励んでいた私は、家の奥にいる娘に叫びました。

「スヌーピーも洗うから、バケツに漬けておいてね」

「は~い」、とよいお返事。

私は汚れをふやかす時間にコンビに出かけました。

帰ってきた私が目にした光景は……。

何と赤ちゃんほどの大きさの、愛用のスヌーピーのぬいぐるみが、さかさまに、そう、頭をバケツに突っ込んで、まあるいお腹を半分出して、短い足を空に向けているではありませんか。ちょっと想像してみてください。

確かに私は「スヌーピーの絵が描いてある靴」とは言わなかったな~。

でも、母ちゃんは、靴洗ってんだぞ。見りゃ、分かるだろう。もう、頭の悪い奴め。

腹立ちは、ぬいぐるみのあまりに滑稽な姿に半減。

両方ともきれいに洗って、スヌーピーは耳を洗濯ピンではさんで、物干し竿にぶら下げました。

いやいや、話し手と聞き手、書き手と読み手。ずれたり、捩れたり。笑い話とばかりにはゆかないのは辛いところですが。

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2009年9月13日 (日)

伝えることを伝える

カム同人の田中です。

私の仕事はある企業のコールセンター担当ですが、直接お客様と対応するのはさほど多くありません。対応しているオペレーターの管理や指導、クレーム処理などの二次対応、その他諸々の業務を日々こなしています。
そこで悩みどころが伝えることの難しさ。まずは私がオペレーターに方向性を提示します。ある時は事例を挙げ具体的に、またモニタリングと言うのですが本人の対応を抜き打ちで聞かせフィードバックしたり、研修をしたり、他社コールセンターの対応を勉強会で聞いてみたりと…。色んな取り組みはしていますが、なかなか理想通りにはいかないのが現実のところです。

お客様対応…人にものを伝えることは相手の状況も様々ゆえ、マニュアルどおりにはいきません。その都度、臨機応変にどこまで創意工夫出来るか。ここが醍醐味だと私は思っていますが、それを伝えても受取側で反応はまた色々です。

伝えたと発信側は思っていても受取側には伝わらないことも往々にしてある。だからこそ言葉を重ね、間をとり、相手の反応を見てまたやり方を変えてみるように…。ここ一週間程オペレーター達に話しながら、ああ私も同じだとまた実感しました。

伝えることを伝える。結局はこれも伝えること。話すことも聞き手がいないとただの独り言、小説も読んでもらって初めて小説となる。何だか悩みどころが自分の根本に戻ってくるような気がします。

ちょっと真面目な話になりましたが、コールセンターはいいネタ集めになるので意外に楽しいもんです。対面でないゆえでしょう。感情を素直に出す人も比較的多いです。ここまで怒れるのかと感心したり呆れたり、人によってこだわるポイントが本当に違うなーと思ったり。
まあボチボチやってゆきたいと思います。


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2009年9月 7日 (月)

小説家≒ライター

カム同人の大西です。今回はピンチヒッターです。

先日、とある学校の授業見学会に行ってきました。

そこはプロのライターを養成するところ。

文章力アップにつながるヒントが得られるのでは、と思って行ったわけです。

授業形式は文学学校と同じような、生徒の書いた原稿を講師が批評していくもの。

率直な感想として、レベルが高いな、と。

みなさん文章が上手です。

素人の私には細かいことはわかりませんが、この記事が雑誌に載っていても、なんら違和感はない、と思いました。

課題はインタビュー記事で、対象の人物を掘り下げ、生い立ちや趣味などのプライベートな部分を通し、またエピソードを交えながら、その人の内面や魅力を伝える、ということでした。

うん、なんとなく小説と近い気がする。

講師の方が繰り返しおっしゃっていたのは、より読者にわかりやすく、親切に、具体的に書くということ。

例えば単に「体の大きな男」と書くのではなく、身長が何センチで体重が何キロで靴のサイズがいくつで、と具体的な数字を出す。このあたりは小説と違うかな?

また事実を過不足なく書く。

漢字の使い方から言葉の選び方まで指導が非常に細かい。

当然ですが、語感や情緒よりも簡潔さが求められるわけです。

100人が読んだら100人とも理解できる内容でなければならない。

わかる人だけがわかる、読む人によって解釈が変わる、ではいけない。

ある生徒さんの書いた記事があまりに情緒的だったことに対して、講師の方がズバリ。

「ここは芥川賞作家を養成するところではなく、原稿書きの職人を養成するところ」

なので文学的な表現はほどほどに、ということでした。

そうですよねえ、出直してきます、と妙に納得して帰ったのでした。

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