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2010年10月

2010年10月13日 (水)

『塀の中の中学校』

 こんにちは築島です

 内舘牧子脚本の『塀の中の中学校』を一昨日テレビで見ました。

 生きることの意味、学ぶことの意義を探る、よくできた作品でした。

 小学校さえ ろくに行かせてもらえなかった22~76歳の受刑者の苦悩が、温かいまなざしで丁寧に描かれていました。

 漢字どころかひらがなもカタカナも、計算は言うに及ばず九九もできない。読めないことをひたすら隠しての生活。さぞかし生きにくかったことでしょう。悲しかったことでしょう。

 76歳で心臓病を患い、明日の生命もしれない老人が、読み書きができるようになったときの笑み。(そんなの意味ないって?) 

 希望。人間にとってなくてはならないもの。

 人をあやめて服役している受刑者たち。その罪は重い。

 ふと、吉田修一氏の『悪人』を思いました。

 悪人とは? それぞれは翻弄されながら必死で生きている。ふとしたことで悪いほうに……

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