« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

2011年9月29日 (木)

出版ビジネス?

伊村 恭子です

8月に「日本文学館出版大賞 ノベル部門」にカム5号掲載の「夫婦ごっこ」を応募してみたのです。私はあまりこの種のことは試みないのですが、なぜかその気になって。そうしたら特別賞に選ばれました、とか言って賞状と記念品(ボールペン1本)が送られてきました。

その送り状に特別賞受賞作品として特別出版枠で本にしてやる、なんて書いてあって、半ば忘れていたのですが、1昨日、企画部の編集担当という方から、おすすめの電話がありました。

特別賞は約1000人の作品の中から50篇選ばせていただきました。その中でもあなたの作品は…、ぜひこの機会になんちゃって。書籍完成のためのリードとアドバイスを引き受けますので云々。

本気にしろ戯れにしろ小説を書いたりしている人間にとってちょっと、心を動かされやすい話でしょ。

ネット検索でみてみるとちょっと胡散臭いような書き込みがありました。あの程度の小説を本にしてどうなるの? それがどうしたって感じでしょ。

応募しやすい公募だったので私以外にもひょっと? ないですか?

こういう出版ビジネスみたいなのがあるんだなってわかりました。まぁいいように解釈して、箸にも棒にもかからない作品ではなかったのかなぁ。と喜んでおくことにいたします。私にもう少しエネルギーとお金があったら、本が編集者によって、どのように作られていくのか体験しようと思ったかもしれませんが……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月21日 (水)

ハーレム!?

 うえのそらです。

 最近読んだ本で印象に残ったのは、斉藤 真也さんの『オトコをみせてよ、倉田クン』とマサト真希さんの『よめせんっ!』です。
 これは、どちらも、ライトノベルのレーベルから出版されたもので、少年向けに出されたものです。
で、どちらもハーレムものなんですね。

ハーレムものとは、個人的な定義になりますが
「美少女が一杯!」「しかもその一杯の美少女が、主人公に好意とか好意や恋心を抱いてる!」
というものです。
『よめせんっ!』のほうは、まだ1巻しか読んでいませんが、一巻だけで主人公に好意を持つ女性7人もいます。
『オトコをみせてよ、倉田クン』のほうは、5巻までよみました。1巻の時点で主人公に婚約者が二人。しかも、2巻、3巻と話が進むにつれ、主人公に好意を抱く女性が増えていく!

「男性と女性の比率は、あくまで1:1だろう!? なんでこの小説には、男女比が1:5なんだよ!? 主人公以外に男少なくない?! しかも女性が全て美少女ってありえなくね!?」とか「別に大した特技も金もないのにちょっと性格が良いからって、こんなに何人もの女性から好意を寄せられる中高生ってありえなくね!? 俺が中学の時は……うぎゃああ」などとつっこんでしまったり、過去のトラウマに胸がうずいてしまったりする事も多いです。そうしたつっこみをいれつつも、ついつい読んでしまうのですが。

しかしながら、読まされてしまう。
たっぷりのユーモアがまぶしてあったり、キャラクターが生き生きしているから、という理由もあります。
しかし、私にとって一番大きな理由は、
手を差し伸べれるところには手を差し伸べたい、そして手を差し伸べたことが相手や自分にとって良い結果をもたらせればなおのことよい、そういう感情を刺激されるからでしょうか。

内容はネタばれを避けるためにいいませんが、ご興味があれば、「表紙にアニメ系の美少女が書いてるから、買いにくい」といわず、是非。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドキ

小学三年生の娘の教科書『新しいほけん』をパラパラめくっていて『思春期にあらわれる変化、性器のまわりに毛が生えてくる』のイラストでドキッとしてしまった朝比奈です。

現在9月21日午前4時過ぎ。台風15号による豪雨はここ淡路島ではまだまだ続いています。私の住む志筑地区では河川が氾濫しました。避難勧告が出されています。私の家は床下浸水で玄関は泥だらけです。ガレージのシャッターは水圧で折れ曲がり植木は流されました。

でも私はこの被害を20日のお昼前まで知りませんでした。18日に小学校の一大イヴェント運動会が終わり、娘を亡妻の実家に預けて西宮の隠れ家で静養していたからです。

思えば私は災害を直前で避けてしまう本能があるようです。一番顕著なのが阪神淡路大震災です。まだフランスに滞在していた頃ですが、私は急な日本の仕事で1月14日に帰国し淡路島に帰省しました。16日に東京に移動し、翌17日ホテルのテレビで震災のことを知りました。

フランスでは私の乗っていた電車の二本後のがテロで爆破されました。六年前の台風でも志筑地区が冠水しましたが、その時は南淡路の亡妻の実家にいました。このブログにも書きましたが、私が実家を不在にした直後、留守番をしてくれていた義兄が心筋梗塞で亡くなりました。

今回は西宮で顔を洗いながらBGMでつけていたテレビから「台風で河川が氾濫した淡路市志筑地区の模様です」とアナウンサーの声が聞こえてきたのでこの被害を知りました。

良く知ってる美容院の夫婦が避難した二階の窓から手を振っている模様や、濁流に街が呑まれている様子が画面に映し出されました。私はすぐさま淡路に電話をしました。

「もしもし、おねい。いまテレビで観たけど大丈夫か?」

「あっ、あんたか」

 暫くの沈黙のあと

「ほんま、あんたはおきらくでええわなー」

 怒気を含んだ声が聞こえてきました。

 今夜は寝れません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月10日 (土)

体育会系と文系

カム同人の田中です。
小説の同人誌をやっていると言うと、極端な文系なイメージがあるでしょう。けれど小説を書くことこそ体力勝負。色んな健康管理または定期的なスポーツをされている作家がほとんどだと思います。同じ姿勢を続けることがどれだけ体に負担がかかることか…。普通の会社勤務でもヘロヘロになるのに、ずっとパソコン(なかには原稿用紙愛好家もいますが)に向かっていれば、そりゃ体もカチカチになります。何より書き続けることがまず体力勝負なんです!

私は体育会系の家族の中で育ちました。周りは体育・運動会が大好き、出来ない人の気持ちがわからない母と弟妹・いとこたち。体育成績もクラスで一番、健康優良児表彰されたり、少年サッカークラブ準優勝とか、部活県優勝、キャプテン就任とか、運動神経が平均値の普通すぎる私には縁遠い話ばかりです。少々ぼやきたくても、母はハンドボール部キャプテンでインターハイ出場したのが自慢の人。ママさんバレーでアタックをバシバシ決めています。一見、文系の父も登山好きで、幼い時から色んな山に付き合わされました。白山の岩場なんて泣きながら登らされた記憶があります。
自分が情けなく、たまに劣等感にさいなまれたこともありました。

今思い起こすと、こういった体育会系に囲まれていたのが、逆に面白かったように思います。弟妹たちは特に苦労せずとも、何事もある程度出来る運動能力があります。私は真逆で、始めてするスポーツを形にするまで物凄く時間がかかるのです。見てすぐ出来る人と出来ない人の差は何だろう。「動きをイメージすれば自分も出来る」と弟やいとこは言っており、実際、難しい技も真似の段階ですんなり形は出来ていました。けれど、すぐ出来るものはスッと忘れてしまうとも言っていたのです…。

私がヘタなりに細々と続けているマイナー武道、そして10年以上になるヨガ、いづれはモノにしたいのですが、教えるにはまだ到底至るわけもなく…。

けれど!辞める選択肢は私にはありません。永遠の発展途上のわけです。師範や職業的な先生になるつもりもなく、(ヨガを知人・友人に教えるのはしたいけれど)、あくまでも自分が気持ちがいいから、している、極めてシンプルな理由での継続です。
弟妹たちはフルマラソン・トライアスロンのレース出場など、一見華々しく見えるけれど、もう比較したりすることもありません。

ちなみに、カムのメンバーはけっこう体育会系です。武道経験者4名、マラソンランナー2名、その他色々、関係ないかもですが、飲み会のノリは多分体育会系でしょう……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 3日 (土)

自由すぎる『古事記』

いつのまにやら9月になりました。カム同人の芦原です。

このページ、基本何書いても自由なんで、今日は『古事記』が自由すぎる件について、素人の視点から書いちゃおっかなーと。

「記紀」とまとめられることが多いのですが、『古事記』は天皇家の私史、『日本書紀』は日本の正史(!)、という違いがあります。個人的には、物語っぽい『古事記』が好きです。欲望とか恋とか、歴史書にはない人間くささも描かれているし、何より神代のありえなさぶりが面白いんです。というわけで、そんなエピソードの一部をどうぞ。

ホトホト困った神様

美しい少女の元に神様が通ってくる、という言い伝えは数多く残っていますが、そのなかでも予想の斜め上をいくのが、神武天皇の皇后の出生秘話。

セヤタタラヒメという美しい少女を、三輪山の大物主神が見染めます。

で、どうしたかというと、ヒメが厠でウ○コしてるときに(本当に「大便まる時」と書いてある)、丹塗りの矢に化けて厠の溝を流れ下り、いきなり陰部(ホト)を突いたのです。

単刀直入にもほどがあります。そして、場を選ばなさすぎです。

驚いた少女が矢を引き抜くと、それは美しい男性に変わり、二人は結婚して子供が生まれた、と。

もう一つびっくりなのは、その子供に「ホトタタライスケヨリヒメ」と名付けたこと。

ホトって、現代で言ったら、娘に「○○コ」ってつけるようなもんですよ。

名前が悪いってことで、後に「ヒメタタラ~」になり、神武天皇に召されたようですが。

男なんて!

ニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメという美しい少女を見染め、結婚を申し込みます。

するとその父である神様は、姉のイワナガヒメもセットで嫁がせました。

しかし、容姿がよくなかったので、ニニギは姉を追い返し、妹だけを娶ります。

長命をつかさどるイワナガヒメを追い返したので、この後天皇家は短命になった、と言われていますが、……ニニギ、もうちょっとうまいこと言えばいいじゃん。「サクヤちゃんだけを愛してるねん」とかさ。

で、もう一つニニギが酷いのは、一夜で妊娠したコノハナサクヤヒメに、「一発でデキるなんて、俺の子じゃねえ」とか言いだすところ。

身の潔白を証明するために、産屋に火をつけて出産したサクヤちゃんがかわいそうで(泣)。

ちなみに、姉妹セットで嫁がせたら美人以外は追い返した、という記述は垂仁天皇記にもあり、このケースでは、ヒメは実家に帰る道中で自殺しています。……男なんて!

なんか下ネタが多くなってしまったのは、ネタ元が『古事記』だからですよ。と言い訳をしておきます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »