« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012年2月16日 (木)

アタリハズレ

まだまだ寒い日が続きますね。

カム同人のあぶらみです。

ある作家が「カツ丼はどこで食べてもハズレがない」と言って好んで食べていたそうです。

言われてみれば、そうだなぁ~と思います。

本当にアタリハズレがないように感じます。

ラーメンだとそうはいきません。

スープの種類だけでどんだけあるのかというくらいありますし、

麺や具材のことを考えると組み合わせは無限にありそうです。

非常にアタリハズレが多い食べ物です。

そういうことを考えると、小説のテーマにも鉄板な設定はあるのかなぁと思います。

インスタントラーメンでも啜りながら、鉄板な設定を考えてみます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月 5日 (日)

歴史探訪

こんにちは。大西です。

神社仏閣をめぐるのが好きなのですが、ただいま乳飲み子を抱えている身、おいそれとは出かけることができません。
そんな心を慰めてくれる小説が高田崇史の「Q.E.D」シリーズ。育児の合間にむさぼるように読んでおります。

「Q.E.D」シリーズとはいわゆる歴史ミステリで、扱われているテーマは百人一首やら竹取物語やら陰陽師やら坂本竜馬やら桃太郎やらホームズまで。
作品の中で主人公たちは日本各地の寺社を参拝していて、舞台も諏訪やら伊勢やら熊野やら三輪やら鎌倉やらさまざまです。

全17作で去年完結しています。

お決まりどおり歴史の謎と実際の殺人事件が微妙にリンクしますが、殺人事件のほうはおまけみたいなものだと思っています。

なにしろ歴史のうんちくのほうがおもしろい。

特に日本書紀や古事記に書かれているような神話を史実として解釈し、その裏の裏まで読み解くところが目からうろこなのです。
私はそういう方面に関してまったく無知だったので、「Q.E.D」の主人公のごとく、神話は神話、ただのつくり話だろうとしか考えていませんでした。
だって国譲りや因幡の白兎などの話が現実にあったこと、なんて、ねえ。思いもよりませんでした。もちろんこの小説ならではの解釈で、正しいかどうかは置いといてフィクションとして読んでいます。そのような学説も実際あるようですが。

そしてこのシリーズの中で繰り返し語られる天狗や河童などの妖怪も含む、「鬼」たちの正体。
私たちが毎年節分に外へ追いやっていた「鬼」、桃太郎が退治した「鬼」、または陰陽師が祓う「鬼」。
「鬼」といえば粗暴な悪者だと決めてかかっていたのが今ではちょっと違う見方をするようになりました。
または日本にいる神々の運命、ただ崇敬され祀られてきたのではないということも意識するようになりました。

ただ神社の雰囲気が好きなだけで、何も知らなかったのですが、由緒書を読んで祀られている神さまについて考えるようになりました。

日本史の常識が覆される瞬間がたまらなく快感で、殺人事件のトリックよりおもしろく、また舞台となる寺社にいつかは行ってみたいなあ、と思いをはせながら楽しんでいます。

日本史の見方が変わることうけあい、ぜひ興味のある方はご一読を。

Photo_2


今年初詣に行った地元、東大阪にある石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)。
Q.E.D完結作「伊勢の曙光」では、石切劔箭神社の御祭神である饒速日尊(にぎはやひのみこと)と、同じ太陽神である天照大神との関係が語られています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »