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2013年4月

2013年4月16日 (火)

第16回文学フリマin大阪に参加しました!

芦原です。

弊誌「カム」は、先日行われた第16回文学フリマin大阪に参加しました!

12回以来、2度目の参加です。

大阪開催ということで、「人が来ない」「売れない」という予想もあったようですが、当日は約1600名の来場だったそうです。開催規模こそ東京にはかないませんが、大盛況と言ってもいいのではないでしょうか。

関西地方は、古くから続く年配者主催の同人誌が多く活動しています。

小生の周りは若手同人が多いので、本当かな、と思っていたのですが、以前神戸で行われた同人誌イベントに参加したところ、9割方が60歳以上だったので驚きました。

同人誌を「売る」というより、身内や他の同人誌の人たちに配り、外部参加型の合評会で感想を聞く、というスタイルが多いように感じます。

そんなこともあって、文学フリマin大阪は消極的な予想が多かったのかもしれません。

 

閑話休題。

当日、参加サークルは10時から入場。

机半分のスペースに、セッティングをしました。弊誌カムはこんなのでした。

Photo

11時のアナウンスと同時に、続々と人が入ってきました。

会場が狭い分、熱気がすごくて、売り手も買い手もみんなテンションが上がっていたように思います。

小生も、熱に浮かされて、1万円以上買ってしまいました。

装丁も凝った本が多く、総合的なプロデュース力に舌を巻いたり、中身的に「これはプロの作品と比べて遜色ないでしょ」というものも多々あったりと、同人誌の奥の深さを思い知りました。

購入した本は、ちょっとずつ楽しみながら読みたいと思います。

Photo_2

お祭りのような活気にあふれ、あっという間の5時間でした。

弊誌をお買い上げいただいた方々、感謝の極みです。

そして、事務局の皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

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2013年4月10日 (水)

カム10号完成!!!

カム同人の田中です。

カム10号が完成しました!!!
ほぼ1年ぶりの発刊です。

色んな方にお世話になり、どうにか10号を完成することが出来ました。これも読んでくださる皆様、いつもありがたい批評・感想をくださる方々のおかけです。
ありがとうございます!

今回は10号、記念号企画として、メンバーのエッセイ、顧問平野千景さんの寄稿エッセイも掲載されています。

小説は下記4作です。

大西智子  「エスケープロード」
うえのそら初  「今日、リングで」
朝比奈昭  「ゆりあ」
阪井智一  「曇天の花火」


表紙は住田元昭 「アルル・ローヌ川」です。

なお、「第十六回文学フリマin大阪」4/14日曜にも出店します。
会場:堺市産業振興センター イベントホール
ブースはB-04です。
お気軽にお立ち寄りください!

外部合評会は5/18土曜 13:15~
難波市民学習センター第4会議室で行います。
こちらも興味ある方はせひ!

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2013年4月 4日 (木)

映画「桐島、部活やめるってよ」感想

同人の後藤です。久しぶりにDVDで観た映画の感想を書きます。

映画『桐島、部活やめるってよ』ようやく観たよ。
ようやく!これはねー、2012年を代表する映画として散々イイ評価が世に溢れてるよ!
だからそれを今観るのは、ある程度のレベルでイイのはわかった上で、
この上がり切ったハードルの中自分がどこまで乗れるか、確かめる感じになるよねー。

で、僕は乗ったよ!乗った。
乗ったけど…他の映画とは起こされる感情がちょっと違った。
何かを突き出された感、で、お前は?ってなにかを問われた感がありあり。
若干苦いくらい。
これまでの映画、特に邦画とはレイヤーが違ったというか…
なんでそう感じたかを自分なりに考えてみたよ。

作家の星野智幸さんは小説について、
具体的な事象を考え、一旦抽象化し、それをまた具象の出来事に還元する作業(略)としてる。
これはつまり、特定の出来事に他の多くを象徴させるということで、物語全般に言えることかなー思う。

この映画ではまず、その象徴化が多層的になされ、とてもうまく行ってると思った。
世の中を学校という空間に象徴させ、またその学校は皆の学生生活すべてを象徴してる。
そして、だからこそ、自分が学生であるかを問わずいろんな人のいろんな時き期の立場や思いを、
各々の登場人物が象徴してる。
物語のどこか、もしくはすべてに自分がいるっていう構造になるわけだ。
それが出来たのは説明を限界まで省いた脚本と、
なんと言っても、それでも物語を成り立たせる演出、演技だと感じたよ。
作品として全然わかりにくい印象がないもん。
それはスゴイこと。
これはあくまでマスをターゲットにした「楽しい」映画なんだから。

いろんな視点から舞台を立体的に描きながら
(最初はすわビューティフル・ドリーマー・うる星やつらかと思ったもの)
それでも立体の中心には大きな余白がある。
それは桐島が出てこないという意味じゃない、映画的な余白。
それが観る人へ独特な感情を生んでるのかなー。
これは映画にしか出来ないことで、稀有な映画体験だったよ。

内容については一点だけ。
大好きなものと何かの形で「繋がっている」人の強さ、
それがある時点での勝ち負け(と言っちゃうとなんか軽いんだけど…)
とはまったく独立してることがひとつのテーマと思った。
けどそれは、その文字通りの事実を語ってるだけで、
それ自体救いでもカタルシスでもなんでもない。
でもそれが「救いではない」とか言ってる時点で
既に自分は救われない側にいることになるような気がして…わー!
とにかく観てよかった!映画として。
邦画としては個人的には「太陽を盗んだ男」レベル。
これから日本の「物語」を語る上で、観て無いとは言ってはいけない映画と思う。
好き嫌いとは違うレベルでね。
お勧めじゃなくて未見の方は必須として積観リストに入れて欲しい作品です。

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